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BACKNO.|過去の日記

昨年までの日記▶︎ 2024年

さようなら三菱・こんにちは三菱

2025-02-22 SAT.

今日までが長かった。

 2024年の年末、エアコンが壊れました。私の住むワンルームのアパートには、1996年製のエアコンが付いていました。型番をSRK228R、三菱ビーバーエアコンです。三菱は三菱でも、三菱電機の方ではありません。三菱重工です。あの頃の家電は頑丈で、スイッチを入れればすぐに部屋を温めてくれました。非インバータエアコンゆえの電気代の高さに目を瞑るならば、頼りになるえらいやつでしたが、さすがにそろそろ30年選手、寄る年波には勝てず、壊れてしまったのでした。
 故障内容は、稼働中に突然電源が落ちるというもの。最初は低頻度で、エアコンが除霜運転に入るときに失敗するように落ちるというものでした。時は大寒波時代、何度も押し寄せる今年最強の寒波に、わたしはだましだましエアコンを稼働させるほかありませんでした。徐々に弱ってゆくエアコン、日に日に稼働可能な時間は短くなってゆき、ついにはリモコンの信号に応答することすらなくなってしまいました。最後までドラマチックなやつでした。俺は愛しているぞ、ビーバーエアコンよ。

管理会社に無視されつづけて。

 初めに断っておきますが、ほとんどクレーム報告になってしまうので、会社を特定するような書き方はしません。さすがに私も部屋で凍えていただけではなく、1月3日には24時間問い合わせサービスを通して連絡を入れました。しかし、はじめに返ってきた自動返信をさいごに、コールセンターからは何にも返ってきません。工事が立て込んでいて遅くなるとか、そういった話が入ってくるなら納得もできたのですが、完全に音信不通です。流石におかしいと思った1月27日、再度同じサービスを経由して連絡を入れました。ところがまた無視・無視・無視……!!!今思えば結構怒っていたと思いますが、その気持ちを抑えながら、今度は問い合わせサービスではなく不動産店舗に直接連絡を入れました。(なぜなら店舗の人は何も悪くないので)
 私もびっくりしたのですが、そしたらあっという間に話が動き出し、エアコン業者に連絡を入れた、しばらく待って欲しい、エアコン業者が日付け候補を送ってきた、、、と、とんとん拍子でした。なんだかバカらしくなってきました。そして「あ、これコールセンターの問い合わせが現場に回ってないな」と薄々勘づいたりしていました。実際どうなのかはわからないのですが。
 正直ちょっと納得していないので、家賃減額を交渉したりしています。でも強気に出過ぎても住みにくくなるだけなので、適度にやります。平和が一番です。

こんにちは三菱。

 そんなわけで新しいエアコンがついたわけです。新しいエアコンはMSZ-GV2224-Wというモデルです。三菱電機製、あの有名な「霧ヶ峰」です。多分本物の霧ヶ峰よりエアコンの霧ヶ峰の方が有名だと思います。調べると霧ヶ峰の最廉価グレードのようですが、冷暖房・除湿・送風のみのシンプルな機能モデルで、とっても好感が持てます。評判もいいモデルだし、なによりインバータエアコンである、この一点だけで私にとってはデカすぎるアドバンテージです。そして運転音が静か。これまでのは一体なんだったんだってくらい。次に引っ越すときにはエアコンの新しさもちゃんと見ておこうと思います。でも1996年製のエアコンに当たる方が難しい気もしますが……。
 というわけで霧ヶ峰、お手並み拝見といきましょうか。一緒に快適に過ごしていきましょう。

コミティア151・個人的アフターレポート

2025-02-19 WED.

コミティア151に参加してきました。

 去る2月16日、東京ビッグサイトで開催されたコミティア151にサークル参加してきました。今回は前回の記念回とうってかわって通常回、もっと小さい開催になるのかと思っていましたが4000サークルを超えるサークル参加があり、一般参加者もたくさんいて大賑わいでした。杞憂杞憂。
 前回も書いた通り、今回はいろいろな出会いがありました。昔の知り合いとの話も弾み、とても楽しい時間を過ごせたと思っています。また、三回連続参加となると、毎回手に取っていただいている方もいて、それはそれはとても嬉しいものです。今回は前日の思いつきで色紙を用意したのですが、色紙を買ってくれた方の中には本当に毎回ちゃんと読んでいただいている方もいるようで、やはり感無量です。

一般参加もしたくなる。

 見出しにはこのように書いたものの、やはりサークル参加しかしないだろうし、サークル参加するとスペースを巡回する機会はどうしても失われてしまいます。でも、今回もとっても良い同人誌との出会いがありました。感想はTwitterの方にも書いておきましたが、ここにも書き記しておきます。
いつまでも少女でコスメ口コミで助け合う私達(ぽぽこ/さらば)
前回のコミティアで知った作家様で、今回も購入。平坦な会話が心地よいテンポを生んでいる独特な作風と、背景へのこだわりを感じる。日常を映像的に見ているように思えるのだが、どうなのだろうか。
創作SF合同誌(不可思議蟹猫侵略者)
不可思議蟹猫侵略者ってなんなんだ(蟹と猫と侵略者が描いてるらしい)。合同誌とのことで、私はこのなかの"猫”しか存じ上げなかったわけだが、創作を絡ませる本のシステムが楽しかった。キャラクター紹介ページが用意されているのが初心者に良い。Relationship Chartがあるのはもっと良い。
バス停の墓場/ありがちなバス停名って何?(しーさいど/アンバリヅカ)
以前から作家様は知ってはいたが初購入。アンサーとしてバス停が出てくる漫画でもいつか作ろうかしら。「ありがちな〜」ではバス停名をジャンルごとに分類していたけど、ちゃんと我が地元の名物バス停名「別れ道」も抑えられていたのが良かった。笑
放浪のナイフ(埜塚蒔奈)
300円で頒布されているの、安すぎて心配になる。寓話的な世界ともの悲しげなナイフが印象的な一冊。こころがあたたまるお話でした。
兎の肝(ぶろ-に120)
私のスペースに買いに来ていただいたときに、首から下げていた名札がとても良かったので、その場で新刊交換をしました。情報量の少ない画風とすらっとしたキャラクタが見ていてとっても幸せでした なにこれ もっとみたいかもしれない。

頒布報告。

 私の新刊ですが、生々しすぎるので頒布数を具体的に書くのはやめておきます。しかし、前回と比較してほぼ横ばいだったのは良かったと思います。なぜなら前回より参加者は確実に減っていると思うので。。。とりあえずこれくらいの頒布量があれば、今後も持続可能な同人活動ができそうです。
 さて次回コミティア152ですが、ほとんど申し込む前提で考えを進めています。さて、できるかな??就活と創作の両輪でぐるんぐるんと走ってゆきたい。

原稿執筆速度について

2025-01-25 SAT.

COMITIA151に向けた原稿を執筆しています。

 Twitterのほうでは、進行中の原稿を簡単に写真に写してアップロードしているのでなんとなくわかるようにはしていますが、来るべきCOMITIA151に向けて原稿を進めています。前回の反省を生かしてちゃんとネームを切り(前回は時短のため、なんとなくプロットとページ割をしたら、そのままネームを起こさないで書き始めたんです、そしたらものすごく苦労しました)、順調に進めていますが、やっぱり凝り性なもので、なかなか進みません。書き込めば書き込むほど楽しくなってきてしまうのです。今回から、ベタ塗りはデジタル処理にして楽しようかなという計画だったのですが、いざやってみると自分の目の前で原稿が完成しないもどかしさが勝ってしまい、結局塗りつぶす羽目になっています。なんだかなぁ。

ペン画における「線」と「陰影」。

 描き込みは楽しいのですが、最近自分の描線にどうも納得がいかなくなりつつあります。最近はインターネットで上手い人の絵がたくさん見えますし、それと比較してしまうのはもったいなく無意味なことだという自覚はあるのですが、自分の線はどうも線自体の魅力には欠ける気がします。うまく言い表せないのですが。
 あとは陰影。自分がこれまでの人生でデッサンをサボり続けてきたツケが回ってきているような気がします。ものをどうしてもアウトラインで捉えてしまう。図面書きならそれでいいのかもしれませんが、絵描きとしては結構致命的かもしれません。特に自分の作風的に、これはどうにか改善したい。時間を見つけて、デッサンの練習をしてみようと思います。絵全体の構成ものっぺりとしがち。描きこむところ、少し手を抜くところを意識しながら、残りの原稿を進めてゆく所存です。

頑張ります。

 のこり30ページほどあるので、ちゃんと書き上げよう。泣。

コミティアがつなぐ縁

2025-02-12 WED.

まもなく2/16、コミティア151です。

 いよいよ今週末に迫ってまいりましたコミティア151、今回もそれなりの苦労はしつつ、なんとか入稿も無事に済ませ、あとは当日を待つだけという状況になりました。頑張ってよかったです。今回出す新刊は36ページ、これまでのなんちゃって読切ではなく、本格的なページ数を用意したつもりです。内容が面白いかは置いておいて、印刷をお願いしているサングループ様の背幅計算ツールで背幅が3.4㍉と出た時の「もう薄い本じゃないじゃん」感は感慨深かったです。

コミティアと出会い、再会など。

 まさか自分が3連続で新刊をひっさげてコミティアに出るとは思ってもみなかったわけですが、ある程度出ているとだんだんコミティアで私のことを知ってくださった方というのもあらわれるようになるものです。会場で頒布している時に、前回の感想とかいただけるともうとっても嬉しいです。
 さらに今回は昔の知り合いがぼちぼち来ていただけるようで、今の時点でなんだかすこしドキドキします。自分がコミティアの主催者ではないにも関わらず、楽しんでもらえるかなとか考えちゃうのは仕方ないことなのでしょうか。願わくば私も彼ら彼女らと色々な島を巡ってあれが欲しいこれがかわいいおもしろいなどと云いながら即売会を楽しみたいところなのですが、あいにくサークル参加者はそう言ってはいられません。でも今回も無理言って部の後輩にサークルチケットで来てもらっているので、ちょっとくらいは離れられるかも。タイミングとバランスが大事です。難しいですね。

それでは会場で。

 というわけで、コミティア当日は東2ホール【こ23a】にて、サークル「こた工房」として参加しています。スペースでKotaNagatraと握手!!(任意です)

卒業設計から一年

2025-02-02 SUN.

あれから1年が経ちました。

 大学の製図室で、後輩が必死で卒業設計に取り組んでいます。私は嫌な性格なので、後輩の模型制作を手伝ったりしています。誰かに必要とされたいので。そして4年生が卒計をやっているということは、私の地獄のような卒業設計から1年が経ったということになります。

卒業設計とその後の創作活動について。

 卒業設計はとても辛い思い出です。何しろ私は時間内に提出できませんでしたし、設計物も理想的なものとは程遠いものでした。人間の脳というものは非常に不思議なもので、締め切り後にいいアイデアがたくさん出てきたものです。できることならもう一度やり直したい、去年は本当に悔しい思いをしました。もう一度やり直せるなら、、、、まず駅はやらず、東上線川越工場跡地を敷地に定め、、、、、そして車両は可動状態で利用し、、、、、、みたいなことを何度か考えたものです。
 しかし一方で、あのような大規模で空想的な設計ができたことに対する達成感もあります。そしてそのような設計をやったからこそ、昨年夏の漫画「ザ・ネクスト・ステーション・イズ」を制作することにつながりました。卒業設計が終わったとき、あまり深く考えることなく「卒業設計を漫画にしてみたい」と周りに言いました。だいたい言ったことは後に退けなくなりますから(というかそれを見越してこのような発言をしたのだと思います)、結構命を削ってあの作品を作ることになりました。おかげで漫画をつくる楽しさに気づくこともできましたし、その感覚は今の創作活動にも直接つながっています。
 全てのものに意味がある、という考えは好みません。意味のないこともあるでしょうが、やはり運命的なものを感じずにはいられないのです。

原稿進捗。

 22ページまで作成できました。ページ数が多いので、今回はオフセット印刷は厳しそうです。さすがに2/6に間に合わせることはできません。のこり14ページ、気張ってまいりましょう。

キャッシュカードを再発行する

2025-01-16 THU.

新年明けましておめでとうございます。

 新年最初のエントリが結構遅くなってしまいましたが、おめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。新年早々いろいろやることが山積していて結構なハードモードなのですが、なんとか健康的に生きています。今年の目標はいっぱい寝ること。修論も進めないといけないし、就職活動にも蹴りをつけないといけないし、それと並行して漫画も描きたいとか欲張りなこと言ってます。できるかな?

新年早々、お金が下ろせなくなる。

 キャッシュカードが使えなくなりました。ATMに入れたら、なんかごにょごにょ動作した上で突き返されてしまいました。これは大問題。キャッシュが手に入らないからね。ゆうちょ銀行の場合、通帳でも下ろすことができるのですが、わたしはあいにくの通帳レス口座。八方塞がりかと思いきや、ATMの画面に燦然と輝く「スマートフォンでのお取引」の文字。ゆうちょ通帳アプリを使っていたことでことなきを得ました。いやあ、あぶなかったね。
 それはそうとして、カードが使えないのは大問題です。たとえば他行のATMを使う場合。できれば手数料の関係で使いたくはない手段ではありますが、緊急ということもあります。ATMには磁気再生機能がある!!と思って使おうとしたら、ICキャッシュカード専用でした。ここで衝撃の事実!わたしのキャッシュカードはICキャッシュカードではありません。

さらば、郵政民営化の生き証人。

 実は私が使ってたキャッシュカードは総務省発行の「郵便貯金キャッシュカード」。今は亡き「郵便貯金」です。まずは令和7年の今になっても互換性を維持し続けてくれているゆうちょ銀行に敬意を表しつつ、総務省発行ってどういうことだ?と思い少し調べてみました。
 ネットで郵便貯金キャッシュカードの画像を調べてみると、見慣れたデザインでも郵政省と書かれたものがたくさんヒットします。どうやら、日本郵便が発足する前に、郵政省→郵政事業庁(2001-2003)→日本郵政公社(2003-2007)と数プロセス踏んでいたのだとか。この中の郵政事業庁は総務省の外局で、おそらくこの時期に発行されたキャッシュカードのみに「総務省」と印字されているみたいです。2年間か、そう思うとだんだんレアものに見えてきたぞ??とはいえ発行枚数は大量にあるでしょうから別に価値はないでしょう(というか個人情報もあるし、価値が出ても困るが。)。とはいえ、私の記憶にすらない郵政省なるものの残滓を、いまこうして見ることができることには、なんだか深い感慨を覚えるものです。

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