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PAST DIARY

2024|2024年の日記

E426-B322の末路

2024-12-26 THU.

結論・修理代・計70,000円

 EPSONからメールが来ました。修理代金の見積もりが出たので、修理を進めるかそのまま返却するかを選んでくださいという内容です。修理代金はメール本文に直接書かれているわけではなく、メールのリンクから自分で見に行く方式です。URLをクリックして、受付番号と電話番号を入力。なんだか合格発表みたいな緊張感でそれらを打ち込み、いざ修理代金を見たら、まあ見出しの通りです。7万円強、まあ新品30万円の機器の修理代としては妥当だと思いますが、苦学生に払える額ではありません、、、。

結局、高い勉強代でした

 中古を買うということは、こういうことを覚悟するということです。別にEPSONが悪いとか、出品者が悪いとかは全く思っていないのですが、単純に凹みました。修理せず返却を選んだため、購入代の16,000円と運送料+技術料の10000円強を足した3万円ほどをドブに捨てたことになるわけです。この3万円で何ができたか、、、まあもっと状態のいいスキャナが買えたわですが、、、こういうのは後出しだから言えるのであって、購入したスキャナが無事に動作すればなんの不満も言わなかったわけです。巡り合わせが悪かった、ただそれだけです。  それはそうと、スキャナがないのは困ります。漫画の原稿がスキャンできません。いつまでも研究室のスキャナを借りるわけにはいきませんから(そもそも卒業後はどうするんだという話です)、修理はキャンセルして、修理代より安い金額でDS-50000を購入しました。また中古です(懲りないですね)。こちらの機種はADFがついていませんが、別に漫画の原稿をADFにかけるわけではないので、全く無問題です。むしろ軽くて小さくていいかもしれません。これで合計6万円くらいの出費となったので、その分は頑張って働こうと思います。年が明けたら、いつかのように工場で日雇いライン工をするのもいいかもしれません。6日で元が取れるなら安いもんだ。お金は労働の上に成り立っている。

さて、E426-B322の顛末をば

 EPSONからの症状の確認は「【現象の確認】①原稿台スキャン時のエラーを確認しました。②ADFスキャンでの「画像真っ黒」現象を確認しました。【原因】①COVER UPPER ASSYの故障により発生していました。②FB CARRIAGEの故障により発生していました。」とのこと。修理内容は、「【修理内容】・COVER UPPER ASSY、FB CARRIAGEの交換・各部点検・動作チェック」とのことです。COVER UPPER ASSYなるものが、どこまで組み合わせたものなのかがわかりませんが、ガラス面より上側のADFユニットのアセンブリでしょうか。FB CARRIAGEは、FB即ちフラットベッドの光源とセンサが一体になったパーツでしょう。つまり、上も下も故障だらけだったわけです。そりゃ部品代52,000円もしますね。E426-B322は、スキャナの結構重要なパーツに故障があるということで、(修理はパーツ交換になるくらいですので)小手先のテクニックで回避できるものではなかったようです。E426-B322が出た皆様におかれましては、涙をのんで修理をするか破棄するかの2択になるようです。家庭用スキャナだったら、もうちょっとパーツ代も安くなるのでしょうか。まあ、とにかく絶望が正解のようです。しよう。労働を。

重要な補足説明(2024.12.29追記)

 修理をキャンセルしたスキャナが戻ってきました。請求された料金は引き取りサービスの3,300円だけでした。てっきり1万円強払わないといけないと思い込んでいたのでびっくりしました。

環境構築

2024-12-20 FRI.

A3スキャナーって高すぎる

 アナログで漫画を描くなら、それをデジタル化するツールが必要です。特に現代はデジタル入稿が中心なので、どうにかして紙原稿をスキャンしないといけないのですが、漫画原稿は大きく描いて縮小して印刷するので、原稿用紙のサイズはb4です。つまり、普通に世の中に家庭用として出回っているA4スキャナでは足りないわけです。これまでは研究室のA3スキャナを間借りしてどうにかやってきていましたが、流石にずっとそれを続けるわけにはいかないので、最近A3スキャナーの出物をよく観察していました。というのも、A3スキャナーって新品で買うとものすごく値段が高く、EPSONの最新モデルで一番安いもの(ADFがついていないもの)でも12万円くらいします。学生では到底手が出せないので、中古を見ていました。スキャナってのは寿命が長いもので、2003年発売のEPSON ES7000hですらWindows11で動いたりします。でも流石に20年落ちの機種を買うのも微妙だなってことで、2万円弱でDS-60000を購入、めちゃめちゃ重いのを頑張って(30kg弱あります)、設置したわけです。流石にADFいらなかったかとも思いますが、せっかくあるのでレシピ本とか自炊しよっかな(自炊用の資料を自炊……)。

無保証のリスク

 一応動作確認済みのものを購入したわけですが、いざ電源コードを繋げて、USBケーブルでPCと繋げてみたところ、動きませんでした。エラーランプが橙色に煌々と輝いていました。調べたところ、輸送用ロックの解除を忘れているとエラーになるらしいです。おいおい、そんなバカなミスをするわけないだろうとレバーを見ると、ちゃんと解除されていました。macのキャプチャ機能の不具合かと思い、EPSON SCAN2を導入して試したところ、普通にダメだったんですけど、エラーコードが出ました(希望!)。曰く、E426-B322エラーだそうです。調べたところ、全く何もわかりませんでした(絶望!)困ってる人だけ見当たるんですけど、どうしたら直るとか、そういう情報は皆無。せめてどこの故障か教えてくれよ!って思いますが、普通に謎です。こうして私もこの広いインターネットにE426-B322の謎を一つ増やしたわけですが、悔しいのでEpsonのサポートに出してみることにします。無保証ですが。

Door to Door の威力

 Epsonの修理には、出張修理・持ち込み修理・引き取り修理があるそうです。出張はまあ、運ぶのも嫌になるようなオフィス用複合機の修理用でしょう。というかDS-60000もどう考えてもオフィス用なわけですが、まあなんとか発送可能なサイズなので、料金のことも考えて引き取り修理を選択しました。梱包に頭を抱えるところですが、なんと発送業者が梱包までやってくれるそう。先ほど、引き取り日時に関するメールをいただきました。修理は1週間ほど、最短で3営業日ほどでできるそうです。果たして年末のこの時期にどれくらいの期間がかかるのか、修理料金はいかほどか、ついにインターネット界長年の疑問「E426-B322」に希望の光が差し込む時が来たようです。詳細は追って書きます(自分でどうにかする手法は多分ないと思います。)。乞うご期待。そして修理代によって私の来年のアルバイト労働の行方が決まります。こちらも乞うご期待!

看板調査(物理)

2024-12-11 WED.

たかが授業課題、されど授業課題

 大学院の授業で、年における何かしらの分布傾向を調べてこいという課題が出ました。私の指導教員の授業で、です。私も一応そういうことをたくさんやる研究室に在籍しているので、なんとなく気になっていたことをひとつ調べてみることにしました。一応所属は建築学科なので、卒業論文は店舗の立地傾向の変遷について書きました。今回は都市における何かなので、あまり建築的でなくても構いません。八王子にたくさんあるといえばきぬた看板だろう、私の下宿先の近所にもちょうど一本生えているしとか甘いことを考え、看板の配置を考えることにしました。
 さて、東京都立大の近くですから、多摩ニュータウン(以下NT)の中です。多摩NTといえば、きれいに整備された魅力的な都市です。そしてお金持ちの東京都のことです。電線地中化にはとても熱心で、本当は相模原線沿い道路の電柱看板および看板を調べようとか考えていましたが、まあ電柱のないこと。埼玉県民なので、道路という道路に電柱が立っているものと思い込んでいました。どうしたものかと下柚木(大学の裏手です)を歩いていると、まあ普通に電柱だらけでした。そうして、東京都の手が未だ回っていないあたりを調べてやろうということになりました。

遠方を指し示す

 電柱看板の影響範囲って、どんなもんだと思いますか?なんとなくのイメージですけど、電柱看板って下の方に「ココ入る」とかそれくらいの情報が書いてあって、言うなればラスト1マイルの道案内を担ってるもんだという先入観がありました。実際に見てみると、そういうものは確かに多かったのですが、まあまあ遠い看板のあること。一番遠いやつ、電柱から15kmも離れていました。それが一本道ならまあわかりますが、別にそんなこともない。いくら電柱広告が安いからといって、そんなところに出して意味があるのでしょうか、考えあってのことでしょうが、その考えがわかりません
 電柱広告が安い、と書きましたが、これも今回興味で調べてて知りました。一本当たり月額3000円で出せるみたいです。月極駐車場みたいなノリでした。この事実が広まったら、イラストレーターとか漫画家とかの電柱看板が出てきたりすることもあるんでしょうか。笑えますね、まあないと思いますが。

同人誌を初めて委託した

2024-12-04 WED.

メロンブックスってどうなの?

 メロンブックスと聞いて何を想像しますか。そもそも同人界隈にいない人には耳馴染みのない言葉だと思います。そういう人は一度公式サイトを覗いてみてください。まあ、びっくりするくらいR18作品が多い場所です。そもそも同人誌描いてるっていうと、少なからずえっちなもの描いてるんだと誤解されます(機械はえっちですが、この際それはいいでしょう)。でも、メロブのサイトを見てみると、その認識もあながち間違いではないんだなって思わされます。
 非R18作品でもすこし性的な作品が目立つなか、そんなところに同人誌を委託して需要はあるのか? COMITIA150 の会場で、メロンブックスの営業さんが各サークルをめぐって委託しませんかと声をかけていました。私も声をかけられましたが、まあ需要はないなって思いその時はスルーするつもりでした。

結論:家に置くくらいなら委託した方が良い

 メロブのサイトを見ると、委託を受けた同人誌はしっかりアピールします、というようなことが書いてあるわけです。んで、まあ家に置いておいても押入れの場所を取るだけだしなと思い、思い切って委託を依頼してみました。思い切って、と書きましたが委託に出した部数はわずかに合計24部です。次回以降のイベントにも持ち込むので、在庫移動するのは面倒だなって思った末の部数です。委託の流れ自体はものすごくスムーズで、ストレスフリーでした。これまではBOOTHで自家通販を細々とやっていただけですが、委託なら一度送ってしまえば発送の手間はありません。なんとすばらしきか。でもBOOTHは残してます。なんとなく作家と購入者の距離が近い気がするんですよね。あと1部ならこっちのがお得。
 実際えっち同人誌ばかりの環境で私の本は売れるのか?という話ですが、まあ普通に売れます。個人的にはこれが最も衝撃的でした。保管してくれればいいやみたいなノリで出したらちゃんと売れるんですから。どういうことだろうと思ってサイトを巡ってみたら普通にえっちじゃない同人誌もたくさん売ってました。えっちだったのはトップページだけだったというオチです。メロンブックス様ならびに委託に出している一般向け同人作家様、大変申しわけありませんでした。(一応断っておきますが、この記事に成年向同人誌を否定する意図はございません)。

みんな、委託に出そう!

3年ぶりに高尾山に行けば、ものすごい人混み。

2024-12-01 SUN.

紅葉狩りに行こう

 本日12/1は日曜日、紅葉狩りに行こうということで美術部の皆で高尾山に登りました。行くのはちょうど2021年の12月以来、ちょうど丸3年ぶりです。その時は登り1+4号路、下り1号路だったように記憶しているのですが、今回は下りではじめて稲荷山コースを選択しました。部の皆は結構お疲れの様子で、私はなぜか全く疲労感がなかったので不思議がっていたのですが、あとあと歩数計を見てみると移動距離は累計12キロ強に達していて、我ながらびっくりしたものです。
 高尾山はいま紅葉シーズン真っ盛りで、びっくりするほど混雑していました。登りのリフトは40分待ち、ケーブルカーも同様。山上駅から上もずっと人混みで、さすが東京都と実感。少しでも人から逃げようと4号路(吊り橋があるコースです)に逃げ込みましたが、そこもいつもの10倍くらい人がいたような気がします。さらに1号路と違って道が狭いので、必然的に待ち時間が長くなります。定期的にものすごい長ーい集団とすれ違うので、なんでだろうなって不思議がっていましたが、多分あれはすれ違い待ちをした時に後ろに詰まっていた人たちがまとまって来ているのでしょう。なるほど、なるほど。

結局

 当初の目的としては紅葉狩りだったわけですが、結局歩いたのは尾根の北側の4号路と針葉樹林中心の稲荷山コースで、あまり紅葉狩りはできなかったわけです。ただ、ところどころ見える景色はとても良いものでした。特に当日はまさに雲ひとつない快晴で、綺麗なクロマキー合成ができそうでした。また稲荷山コースはさすがに人も少なく(それでも人は多かったような……)、ハイキングとしてはいいルート選択だったように思います。ただしばらく人混みはいいかな、正直あの日の高尾山は都心より混んでたような気がします。東京で一番人口密度高かったかもしれません。果たして。あと、同じ市内なのに大学近辺からのアクセスが悪いというのも減点ポイント。往復1000円の娯楽と考えれば安いのかもしれませんが。。。

「ホームページ」を開設してみる。

2024-11-30 SAT.

令和のいま、あえて手打ちで

 このエントリが記念すべきKotaNagatraオフィシャルサイト「kotanweb」の初投稿ということになります。このウェブサイトはその昔、中学のときにHTMLを少しだけ学んだことがあるだけのわたしが、一週間ほどで全力をかけて立ち上げたものです。とはいっても現在のところはトップページと日記帳しかないわけです。とりあえず作品ページとAbout Meページ、ショップリンクのページを頑張って作って、一応の完成とするために日夜努力を重ねています(本当に寝てないです。寝ろ。誰にも急かされてないんだからさ)。
 私はこのウェブサイトを敢えて「ホームページ」という名前で呼びたいと考えています。それは平成のインターネットへの憧れであり、中学生の頃に見かけた個人サイトというものが決して「ウェブサイト」だとか「ポートフォリオサイト」ではなかったからです。だから、トップページの構成も日記が上の方に出てくるようにしています。デザインは今風ですが、スマホで見る人のことを考えるとレスポンシブデザインは大切です。あ、言ってみたかっただけです。

いい時代になったものだ

 そもそも、なぜ今突然これを立ち上げた?という話ですが、一つはHTMLとCSSの入門書を貸してくれた美術部の後輩が来年から別キャンパスに移動になるとう事実、それともう一つはコミティアのサークル一覧からリンクを飛ばしたいという欲求によるものです。先日Twitterでも書きましたが、私は基本的に仕組みがわからないものを使うことに強い抵抗感を抱いているタイプの人間です。身の回りに仕組みがわからないものはたくさんありますが、それは一度置いておきます(キリがないので)。それで、WordPressなどのサービスに頼ることをなぜか避けていました。WordPressがそんなにお手軽ホームページ作成サービスではないことは知っています。なので、正確にはHTMLを手打ちしてみたかったというのが本当のところです。私の知る「ホームページ」ってみんなそうだったので。

今後

 このホームページは私の気分によって無限に拡張を続ける予定です。ただこのままだと私の駄文がメインコンテンツになりかねないので、ポートフォリオサイト(結局この言葉使っちゃった……)としての体裁を保つために、今後ともお絵描きに励みたい所存です。

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